【後編】欧州の古建築【賃貸アパート・ルームツアー①】ウィーン近郊クロスターノイブルグ・オーストリア

ドナウ運河
ドナウ河。。ならぬドナウ運河。

こんにちは、森羅小人です。<(_ _)>
本日はストレートに

【後編】欧州の古建築【賃貸アパート・ルームツアー①】

ウィーン近郊クロスターノイブルグ・オーストリア

でっす。中、入りますよ〜!!

入り口
入り口をもう一度♫


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見取り図
部屋の見取り図を描いてみました。


バスルーム

入って右手がバスルーム。
トイレ、洗面台、トイレの反対側にバスタブが一間に揃った欧米式。外国ってシャワーだけの物件多いですが、私にはバスタブ必須です。

鏡にちらっと洗濯機が写ってるのわかりますか?
オーストリアではバスルームかキッチンに接続出来るようになってます。キッチンが独立してなくてリビングの一角だと、洗濯機はバスルームの方が便利と思います。一回のお洗濯に1時間以上かかるドラム式洗濯機が一般的なので、バスルームなら音が気になりませんから。
ちなみに、住人専用のコインランドリーがあるアパートも多いです。

それより見てください、このタイル!
大家さんがご自分でデザインし、施工した床と壁です。
ところどころ別素材を使ったり、割ってみたり。。。すごく素敵ではないですか?
床の縁がちょっと上がってるところも好みです。平たいだけの床なんてつまらない!

バスルーム内トイレ


DIYタイル貼りの壁
鏡の角にちらりと洗濯機



リビング兼ダイニングキッチン


見取図リビング部分
バスルームの反対側、入り口左です。


リビング兼ダイニングキッチン
玄関から見たところ。
右手前にキッチンがあります。

リビングの採光用窓

採光用窓の下に照明もついてます。

昼間は優しい自然光が、夜は関節照明の柔らかい光が。光の色って大事です。自然で優しい色ならとてもホッとします。

壁が奥まったスペースに棚もついてるのはありがたい。
本棚にしても、オブジェを並べても良いですよね。
荷物の整理が終わってなかったので、飾るべきもの飾ってないですが。


そしてキッチン。

イケアとDIYのキッチン
リビングの角にオープンキッチン。


キッチンも大家さんがご自分で作ったもの。
棚や台をイケアで買い揃えて設置したものですが、スペースたっぷりで使いやすいです。

ただ、細々したものが全部見えちゃうオープンキッチンは、私向きではありません。😂



寝室




見取図寝室部分
この部分です

ね、お庭が見えるでしょう!

私的にはこの古い床がツボ。
木の床が大好きですが、古ければもっと好きです。
自然素材の良さは説明不要として、木の良い点は削れるところにもあります。もともと長持ちするものですが、10年、20年して傷やシミが増えたら床用の大きなサンダーを借りてきて、研磨が終わったらオイルやニスで仕上れば、すごく長く使えます。

左の窓に「詰まって」る白い物は、古い窓枠から隙間風が入るのを防ぐためのクッションです。

よく見えなくて残念ですが、部屋と部屋のドアもガラスでした。


見取り図ではもう一部屋ありますが、そちら写真がありませんでした。このお部屋と基本一緒で、角にストーブがありました。



しかし、この部屋には意外な落とし穴が。。。

毎日が日曜日みたいなのどかな雰囲気の小さな街。
遊び心を満たす不思議空間有りの可愛いアパートで、間取り的にも私のニーズに過不足無し、ときたら、長く住みそうですが。

一つ耐えがたい問題があったのですが、それより大きな問題が発生して、ここに住んだのはほんの数カ月でした。

「耐えがたい問題」というのは、虫、中でも蜘蛛が非常に多かったこと。
蜘蛛は益虫だし、庭付きの古い家なら多少の虫は仕方ないもの。
しかし部屋のどこに居ても、常に視界に蜘蛛が5-6匹いるのはかなり苦痛でした。虫、苦手なのです。
まあ、それでも季節物ですから、しばらくの我慢すればいなくなるだろうと思ってたのですが。

それより深刻な問題となったのが湿度です。
蜘蛛が極端に多かったのもそのせいではないかと、今思います。

半地下の部屋はもちろん湿度が高めですが、この年は例年にない大雨が続きました。
机に置いた紙がふにょ、っとへたり、カビの臭いが部屋中充満。外出中もカバンや服から臭いが漂い、まさかそこまで、と思って何度確認したか知れません。

どうやら建物自体の湿気対策がされてないようで、今からするのは大仕事。個人で貸してる大家さんも困ってらっしゃいましたが、私も困ります。
しまいには歯ブラシに黒い点が出てきた頃、引っ越しを決めさせて頂きました。

次の家探しはちょっと大変でした。
日本でケアハウスに入っていた父の健康状態が思わしくなく、残った時間…数週間であろうと数ヶ月であろうと…を側で過ごしてあげたいと準備中してるところだったのです。
長い留守をしようという時にまた引越しとは。。。

途方にくれてる中不思議なご縁で決まった新居は、父がいたらさぞ喜ぶだろうと思える、私のこれまでの人生で一番美しい、身に余るような家でした。

その家は次の機会に、またツアーしますね。

では!



どこに引っ越しても猫は一緒。


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