ブログ十記事目の正直 人生再構築・私の目標

ブログひとつでこれだけ潰れる!

こんにちは、森羅の小人です。

2ヶ月を超える休暇が、あと数時間で終わろうとしています。😢
折しもブロクはこれで10記事目。
10記事達成したお祝い(?)に、読みたい人がいようといなかろうと、この記事を自分のために使います。
今回はブログ始めた理由に戻って、ひとり言を綴ることにしました。
通勤電車、病院の待合ナドナド、暇つぶしのお供になれれば幸いです。

ブログ十記事目の正直 人生再構築


この数年…もしくは日本を離れてから、ずっと「するべき事」を再優先に生きてきた気がします。

日本を離れたばかりの頃・中学高校時代


日本の中学・高校に当たるギムナジウム時代は、まずドイツ語を覚える事。そう、ここはドイツ語圏なのです。
ビッテとダンケ程度の知識で現地校に入り、日本人は私だけ。いきなり「言葉」を失いました。
授業についていくどころか、興味も習慣も全く違う子供達の中に落とされ、話題も無い。
そこは全てが別世界だったのです。
それまでの日本の生活は、もともと友達作りが下手な私が、漫画が好きで、漫画家を夢見てやっと、同じように漫画好きな友達が見つかり、寝ても起きても漫画とお絵描きに没頭する日々でした。
当時この地では日本の漫画がまだ知られていなくて、「お絵描き」も全く種類が違ったのです。

デザイン学校・美大生時代

「別世界」にやっと馴染んだ頃、とりあえず「絵が上手い」と評価された事から、グラフィックデザインの専門学校に入りました。(一つ自慢しますが、その年倍率10倍以上と言われた難関だったのですぞ!)
その頃家を出て自立したので、生活費を稼ぎながら学生生活、という新しい課題が生まれました。
出席率に厳しい学校だったので、アルバイトの時間が殆ど無く難航。
数年後、時間の自由が効きそうな美大に入り直しましたが、大学というのは、規則が無くても自分から勉強のために頭と時間を配分しなくてはいけないんだ、と気がつきました。
在籍してても仕事に没頭して休みばかりでは何の得るものもありませんよね。
そしてその頃の私は、生活費に困るのにはこりごり。。。。
いつしか仕事に没頭するようになりました。

仕事に熱中した時代

イラストや写植スタジオ、通訳、事務だのカメラショップの顧客係だの、色々な仕事をしましたが、結局行き着いたのは、デザインとは全く無縁の業界。
自分が向いてるとも好きとも思えない職種でしたが、お金を稼ぐ事が楽しく、新しい事を学ぶのが面白かった。
始めのうちは歓迎されたというより、むしろ上司に嫌われて、社長からも嫌味な対応をされましたが、それでこそ学ぶ事がたくさんありました。
好かれて甘やかされるよりも、身につくものがあったのではないかと思います。

しばらくして別の職場に移った時、今度はすんなり評価され、ますます仕事に没頭しました。ここでは主に対人関係など、また学ぶ事がたくさんありました。若いっていいですよね。
経済的には山あり谷ありを繰り返し、収入が安定してきた頃、心理学等学んだり、固まってきた「価値観」に合わせて家のインテリアを整えたり。
やっと人生が充実してきたのがこの頃かも知れません。

ミッドライフクライシスの始まり?

そうして三十代も半ばになった頃、「ちょっと待って」という心の声が大きくなりました。
仕事に没頭するのは良いのですが、やりたい事に使う時間が殆ど無い。
クラフトが好きなので、暇があったらやろうと思って材料を買い込むけれど、何年も置いたままになってしまう。
そもそも、今の仕事の業界で進んで行く先に何があるのか。
自分が行きたい場所はそこなのか。
何かを「作る」事が、クリエイティブな創作がしたかったのは、どうなったのか。
いくら頑張っても他人の会社。どんなに評価されても、従業員というのは入れ替えが効く。相容れない価値観があればボスに合わせるしかない。

努力の結果として、自分の手の中に残るのは何なのか。
このまま進めば、散々頑張った挙句、人生最後の瞬間に「やりたいことは何も出来なかった人生だった」そう思うことになるんでは。。。

そう思った時、そんなのは嫌だと思いました。

与えられた状況の中での生きる道を探して、するべき事を優先的に意識してきたら、生活は出来るようになったけれど。
せっかくの人生、それだけ??
では、何がしたいのか。どこへ向かいたいのか。
それすら分からなくなっていました。

昔はともかく、今この先もしたいと思えるのはなんなのか。
まずは、それを見つけるために、置き去りにしていた「趣味」を思いつくまま試してみました。
面白いと思えて、自分で合ってるクラフトを見つけたので、とりあえずそれをしてみることに。

「新軌道」を探して

仕事を減らして、制作をして、展示会に参加したり、声をかけて頂いてショップに置いて頂いたりする中で、様々な発見がありました。
ビジネスの仕方と、自分の作品に対する思い。
客層と、販売環境の関係。

デザイン学生だった時に行き当たった大きな壁に、再度突き当たりました。
私の作風とこの国の好みが大きく違うことです。
一般の好みに合わない作風で、広告業界の仕事がもらえるのか。
それは、作品を売ろうとしても同じ。この値段を払って買いたい、と思ってくれる人に、どう巡り合うか。
そもそも、「物」を買いたがらない価値観の国で、物を売るということ自体、難しいじゃないですか。
クラフト仲間を見回すと、インターネットのポータルを利用して販売をして、お客さんは殆どアメリカやアジアの方とのこと。
クラフトが盛んな国では、手作りの作品への評価が全く違う。

物を買うのが嫌いでクラフトへの興味が薄い。
わざわざそんな所で、更に一般の好みと違う物を売ろうとしなくたっていいじゃないですか。
クラフトが盛んで、「物」好きな国、例えばそれは。。。日本。

他にも色々な事が関わってますが、そういう事で、すっかり離れてしまっていた「日本」に目が向いた訳なのです。

新天地を目指そう・ブログとツイッター

最初のブログ記事はじめの一歩は、いつも怖いでも書いていますが、今となっては、日本が私には別世界です。
メンタリティ、言葉、習慣。
故郷であっても、また私はそこに帰れるのか。

私は多分、怖がりで慎重派です。
家族や、事情を知ってる友人以外、日本人との交流が無くなっておよそ30年。
日本語の理解力、文章力、ともに自信が無いし、独特のマナーを重んじる日本の風習があると思うと、とにかくビビります。
とりあえずツイッターで様子を見ながら、ビジネス的なアプローチの準備として始めたのが、このブログです。

ブログを始めるにあたって、多少情報を集めましたが、こんがらかるし訳分からない。まさにこれ↓。


読者を想定して、読んで何かの解決になる記事が大切らしいですが、言いたい事は山ほどあれど、私の発する情報で、誰が何を得てくれられるものか。

今までの人生で学んだ黄金の法則は「とにかくやってみる」。
初めてみれば自分で想像しなかった展開が生まれたり、見つからなかった道が開ける事があるからです。

マニュアル通りにしていくのは大の苦手。
「この火は熱いよ」と言われたら、「え、そうなの?」って手を出すのが私。
警告やアドバイスは念頭に置きますが、自分の経験をしたい。
「熱いかも」、と念頭に置きながら慎重に手をかざしたら、一つ経験が増えるじゃないですか。
それも、自分の身に染み込む経験が。
同じ結論に行き着いたとしても、自分で経験したのなら、納得度が違う。

誰に何を得させたいのか。
そこがまだ決まりません。
ただ「私」を丸ごとぽんと置いてみて、何かが誰かに「得るもの」を提供できるか、そこが知りたい。

先日ツイッターでなんの気なく書き込んだコメントから急速で発展した論議がありました。
私は大興奮だったのですが、それを見ていて興味深いと思ってくださった方がいた事に、更に驚きました。
議論相手の方がツイートとして埋もれるままにせず、ご自身のブログにまとめてくださって、感謝に尽きます。

デザイン論議になりますが、興味ある方こちらからどうぞ↓
【対談】ヨーロッパと日本は違う? デザインアプローチ【白熱】

ブログとツイッターは私の中でセットになってるのですが、この2ヶ月ちょっとで分かってきた事があります。

目標が分かってきたよ!

私の「したい事」「人生の目標」の一番上は「経験する」事かな。

好きな事でビジネスを興して早く収入につなげる、それにはすごく憧れるんですが、どうやってもそれ、今の私が出来ることではないみたい。
目標そのものより、そこまでの道のりの体験が面白いと思うのが私。
根っから「遊び好き」なんではないかと思います。
書いてみて自分でも笑ってしまう。
そうか!って。

はあ、そうか。
するべき事を最優先してた私の「人生再構築」、「したい事」を優先するのが新しいテーマなんですが、そういう意味なのか!
自分の選んだものを職業にしていく以前に、そこまでの道中を体験したい。

ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。
役に立たない独り言をここまで読めるという事は、あなたも「遊び好き」かも。(^▽^;)
もしあなたが、人生再構築を目指しているのなら、一言。
目的地が目的か、道中が目的か。それすらも個人の価値観です。
うんざりするほどゆっくりで、馬鹿なくらい効率後回しの私が、ここにいますので、安心してご自分の道を歩んでください。

休暇が終わって、ブログにかけられる時間が減りますが、少しづつ、進めていきたいと思います。
どなたが見てくださるか分かりませんが、誰かが何かを感じてくれたら。
それだけを祈って、続けたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

今まで読んでくださった方への感謝ともに、最初のアプローチを助けてくれた今一緒に暮らす猫、はるしゃんと茶葉君に感謝します。

では!

はるしゃんと茶葉君




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