夜中の買い物 〜夜と週末、お店閉まってます


実は私、ただいま休暇中です。

夜型人間で、放っておくと睡眠は二日に一度。。。なんてことになったりします。
(これ、夜型とちょっと違うか。)

仕事行ってる時は困ります。はい。

休暇中なら、好きな時に起きて好きな時に寝るのも、醍醐味で済みますね。
今日の場合、一昨日ほとんど寝てなかったせいか、目が覚めたのは20時近くでした。
(しっかりお仕事中の皆様には何だか申し訳ないですが、ご勘弁ください。)



日中寝てしまうと不都合も多々ありますが、今日一番困ったのは、

「卵買えなかった」事です。

数日前お買い物行った時に、忘れてしまってたのです。
今日は卵が食べたーい。

欧州と言っても50カ国あって、明るいイタリアから暗くならないスウェーデンまで、
言葉も習慣も様々ですが。

私の暮らす国では、夜はお店が開いてないのでした。



お店の種類や位置によって多少違いますが、スーパーの場合、

月曜〜金曜が19時、長いところは20時まで。

土曜は18時まで。
日曜と祭日はドーンと閉店です。



ずうっとこれ、キリスト教の安息日関連の伝統か。。。と思ってたのですが。

大きな理由と目的は労働者の保護で、
例えばドイツの場合、19世紀までは週7日5時から23時までの営業が一般的だったそうです。

へええ。
調べてみてびっくりしました。



EUの法律ってお節介なくらい「保護」を訴えますが、労働者保護はその典型みたいなもの。
休み時間や勤務時間の細かい規制はもちろん、果ては「自然光の入らない部屋で勤務させてはいけない」とか。
長期間人口照明の下で働けば、健康に被害があるのは確実ですが、雇用者にとっては頭の痛いことも。

用意した物件の事務スペースに自然光が入らなかったら、事務員を雇えないか、窓をつける工事をせねばならない、ということになりますから。



晩や週末は家族と過ごすもの、という意識が強いお国柄。

今まで何度かスーパーの営業時間延長がありましたが、その度に、労働者から非難轟々。

延長時間に働けば時給に30%-100%の手当がつくので、収入アップを狙う人が沢山いるのでは、と思いきや、プライベートの時間を大事にする人の方が圧倒的に多い様子です。
実際、遅い時間に買い物をする人は多くないです。
皆さん、お家でくつろいでいるか、友達と食事や飲み会に出かけてるのでしょう。
企業にしてみれば、手当付きの人件費払ってまで長く営業するメリットは少ないと思われます。


例外的に開いてるところもありますよ。
国際線の入る大きな駅の中のスーパーや書店。
(一般のお店が閉まってる時間には、一部の棚に柵がついていて、買えない品があります。)
市内にいくつかの24時間営業ガソリンスタンドがあり、ハムや牛乳程度なら置いてます。
それから、薬局もかわりばんこに「夜勤」してます。



晩や週末、一斉にお店が閉まっているのは、慣れないととても不便です。

コンビニや自動販売機もありません。

反面、街のその静かさには驚きます。
中心街や郊外はゆっくりお散歩を楽しむ人で賑わいますが、
週末は地方の実家に帰ったりで留守のお宅も多く、住宅街は静かです。
慣れてくると、静かに過ごせる週末も、心落ち着いていいものです。



さて、私の今日の卵焼き。

スーパー閉まってるんでしょう、って?

ふふふ。
実は近所に、「例外」が一件あるのです。
トルコ人の経営する小さな食料品店。23時ごろまで開いてます。
駅近くではないんですが、どうしてそこは開けられるのかな。
今度行ったら、聞いてみますね。


ほーら。開いてる。

カブ?ビーツ?

今日は和風です。



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