中部ヨーロッパの夏は6月から8月。猛暑に劇寒に土砂降りに困らない旅行荷物のお勧め7選



こんにちは、小人です。
暑いです。ヘ(x_x;)ヘ

「ドイツ・ロマンチック街道とウィーン・プラハ・ブダペストの旅」なんてツアーになってることが多い中部ヨーロッパ。
南部ドイツ、オーストリア、スイス、ハンガリー、チェコ、スロバキアあたりです。

6月〜8月中ばまで夏真っ只中です。

夏といえば最大の観光シーズン。と思った時。
日本から来た知人友人がお天気に悩まされていた事を思い出しました。

ので、今回は

夏の中部ヨーロッパ旅行に必須のアイテム

をまとめたので、出張や旅行の準備に、ぜひ参考にしてください。


中部ヨーロッパの夏の気候


上のようなツアーの場合、各都市1日〜3日づつくらいの日程で回ることが多く、街の地形次第で気候もそれぞれ。
一つ一つ調べるのは大変ですよね。

簡単に言えば、ガイドブックによく書いてある「激しい気温差に対応できる服装」これに尽きます。
天気予報も細かく変わるので、お天気良さそうなどと言って安心しないこと!
そして夕立のような大雨が急に来る事が多いので、雨の準備は必須です。



気温

イースター(4月)には雪が降る事もあるのに、5月になると暖かい日が出始め、6月には30度を越し、8月頭頃まで夏本番。32度から38度位になります。
基本的には湿度が低いですが(街によって違います)、日差しが強く、早朝や夜は10度ほど気温が下がります。
10日ほど猛暑が続くと、1〜2日雨が降って涼しくなり、また10日ほど暑いの繰り返しという事が多いです。
雨の後や雨が続いた時はと12度〜15度に下がる事もあります。

天候

厄介なのが突然の雨
急に真っ黒な雨雲が広がって土砂降りになり、雷や稲妻を伴う事も。
1〜2時間でピタリと止む事がほとんどですが、天気予報が当てにならないのが困りもの。
来るはずの雨がなかなか来なくて、蒸す日が続く事もあります。
風も無く、夜中も蒸し暑くて寝にくい日が続くと、エアコンが普及してないだけに、皆ヘトヘトになります。


夏の終わりは8月中旬?!

猛暑の年でも8月半ばになれば一安心。
日中いかに暑くなろうと、日が暮れたら気温が下がるようになります。
いつの間にか豪雨も無くなり、過ごしやすい時期です。
ただ、8月が終わりに近づくと、晩は冷えます
9月にもなると30度を超えない日が増え、日中の暖かい時間が短くなり、夕方から寒さを感じるようになり、もう秋です。

天気予報は当てにしない!

夏は野外の職場でマネージャーをしていて、毎日何度も天気予報をチェックしてる小人が是非言いたいのは、天気予報を鵜呑みにしない事
現地の3日づつの予報でもどんどんずれます。
(強いて言えば、それぞれの国の気象庁はかなり正確ですが、サイトは現地語だけです。)
旅行前の長期予報やiPhoneの天気予報を信じないように!
猛暑と寒さ、突然の豪雨に対応出来る準備は必須です。


旅行手配時にチェック!宿にエアコンついてますか?


森羅日記 ホテルにエアコンありますか

エアコン無いと暑いですよ!

団体が利用するホテルや新築のホテルなら大体設置されてるとは思いますが、ちょっと前までは無いところも沢山ありました。
情緒溢れる古い建物の老舗など、5つ星がついていようと、改装が難しかったのでしょう。

エアコンが一般的に普及していないので、お店や交通機関も冷房されてないことが多く、どこに行っても暑いと冷房慣れした身には結構辛いですよね。

特にAirbnbなどの個人宅を間借りする宿泊は要チェック
古い建築のホテルや町外れのホテルの場合も確認しておきましょう。


虫は大丈夫?

エアコンが無い場合、窓を開けることになりますよね。
部屋の電気に虫が集まるのは当然。
ヨーロッパの人は結構虫が平気で、網戸がついてることは稀
毒虫は基本いませんが、蛾・蚊・蜘蛛など「普通の虫」でも苦手な方はご注意を。

昔、家族とスイスに出かけたとても暑く蒸す晩、郊外のホテルの部屋に大量の蜘蛛が集まっていた事がありました。あまりの暑さに窓を閉めるわけにもいかず困るばかり。
益虫とはいえ、2、3匹なら良くてもあまり大量だとやはり気持ちが悪いもの。その後どうなったか覚えてませんが。。。次の宿は空調付きを探しました。(^▽^;)


夏のヨーロッパに必須のアイテム

  1. 雨具
  2. 扇子
  3. 防寒具(カーディガンやストール)
  4. ミニタオルとケース+リンゴ酢
  5. 緑茶
  6. ボディパウダー
  7. おまけ・アイマスク、虫除け、虫刺されの薬

1. 雨具



折り畳み傘やレインコート

雨が多い地方ではないですし、100円のビニール傘は無いですよ〜。

日本の折り畳み傘は軽さとコンパクトさで世界一✨
余計な出費をして、さらに荷物を増やさないように、使いやすいものを持ってきてくださいね。

携帯用レインコートも重宝します。
地方によってはドラッグストアで手に入る事もありますが、どこにでもあるとは言い切れません。
これもやはり日本の製品が通気も良く、コンパクトです。


雨の時の靴

土砂降りで困るのは靴。
嵩張るから何足も持って出るのは避けたいですよね。
濡れても大丈夫な合成皮革の物を選ぶか、いっその事ビーチサンダルはいかがでしょう。

軽いし潰れても大丈夫。
土砂降りにあった時さっと履き替えて、雨があがったらミニタオルで足を拭いて元の靴を履けば良いのです。
ホテルでスリッパ代りに使っても良いですね。


2. 扇子

日本の誇るエキゾチックな夏のアイテム。
仰ぐだけで随分と助かるので、ぜひおすすめ。
お土産にしても喜ばれるので、宿のご主人にお世話になったらプレゼントしても。

小人は今度帰国したら、是非香る白檀のお扇子を買いたいです。(〃▽〃)
↓これは白檀では無いけれどw


3. 防寒具

気温の差は本当に侮るべからず。
雨が数日続くと13度〜15度に下がり、晩はもっと冷えることも。
要らない服を買う羽目になるのも嫌ですよね。
薄手のカーディガン、セーター、靴下、ショール等、重ねて着れるコーディネートで準備を忘れずに!
サンダルしか持って無いと困り物ですが、持っていく靴に合う靴下や、女性ならストッキングでも。
バッグのストラップに結んでおけば荷物にならないストールは重宝します。

4. ミニタオルとケース・リンゴ酢

リンゴ酢は万能!


ごく普通のガーゼ・タオルハンカチと防水ケース。
そして小さな瓶に詰め替えたリンゴ酢。
これは個人的にとってもおすすめ。
万人好みではないかもしれませんが、是非普段にも試していただきたいです!

何にするって、汗拭きシートの代わりです。
出かける前に水道水で濡らし、軽く絞り、スプーン一杯ほどのリンゴ酢を垂らしてもう一度絞ります。
使い捨てシートを何パックも持ってくるより、1、2枚のタオルの方が場所を取らず、環境にも肌にも優しいく、シートよりさっぱりしますよ。

タオルなら出先の化粧室で軽くすすぎ、ぬらし直して、ついでに腕を洗う事も出来ます。
濡れた状態のまま首筋にかけておくと、熱中症も防げます

お酢の匂いはすぐ飛ぶので心配要りません。
お酢は過剰な皮脂を取るのに効果的で、適度な殺菌作用が汗の臭いを防ぎ、汗疹予防にもなります。


酢水おしぼり

5. 緑茶ティーバッグ

言わずとも海外旅行に必須ですが、特に夏場は重宝します。

ヨーロッパのソフトドリンクは、ミネラルウォーター以外は甘いものばかり。
「アイスティー」や「グリーンティー」もジュース並みのお砂糖が入っています。
それでは夏の水分補給にはちょっと。

空になったペットボトルにティーバックを押し込んで、水道水を1/3程入れて降り、お茶が出てきたら満杯にして、ミニバーに入れて寝ちゃいましょう。
朝になったら水出し緑茶の出来上がり

(ウィーンの場合、アルプスから引いてきたウィーンっ子自慢の美味しい水が水道水ですが、他の地方ではご確認下さい。)

出かける時にティーバッグを持って出れば、出先で冷たいノンガスの水を買っておかわりも作れます。

抹茶がまぶしてある玄米茶が特に美味しいと思います。

ペットボトルで冷茶

6. ボディパウダー

お風呂上がりに気持ち良いボディパウダー。
日本ではあちこちで手頃な値段のが売ってますが、ヨーロッパにはあまり無く、高級な香水のシリーズで香りが強く高価。
ボディパウダーお好きなら、是非お持ちください。


7. おまけ・アイマスク、虫除け、虫刺されの薬

旅行や飛行機にいつもアイマスク持って出かける人、結構いますよね。
ヨーロッパの夏は4時半頃から明るくなって、晩暗くなるのは9時頃。
小人はアイマスクしてたら眠れないですが、大丈夫な方はあったほうが寝やすいかも知れません。
(2021年にはサマータイムが廃止になるので、1時間づつずれます。)

虫除けはドラッグストアにも売ってますが、虫刺されの薬は薬局で言わないと出してくれない事も良くあります。
使い慣れてる物を持参した方が話が早いです。

まとめ


基本、ガイドブックにも書いてある事が多かったですが、いかがでしたか。
細かな部分でお役に立てたらいいのですが。

旅行中は外出が多いですから、天候に左右されず満喫出来たらと思います。

では!

ツイッターしています→https://twitter.com/AxxoNa
↓コメント、ご意見、質問、歓迎です。


コメント