皆様こんにちは、小人です。
数日前、うっかり手を切ってしまいました🔪💦。
怪我らしいし怪我をしたことがなかったのでビビりましたわ🥶。
こんな事で救急車🚑呼んでも良いのだろうか?!
いやとっくとっく血出てるし、多分縫わねば終わらない😰
と思ってお世話になって来ました。
今回はその体験談と、ウィーンの救急医療についての情報のまとめです。
(「人生初の縫合です」の章では描写があります。そうリアルではないと思いますが、敏感な方は念の為ご注意ください。)
うっかりバッサリ手を切った。初の縫合体験とウィーンの救急医療、救急車と緊急医師サービス
です。刃物にご注意
怪我の原因は巷でよくあるアレです。【うう〜(;≧皿≦)めちゃ硬いやんけ〜】
と力を込めてて、あ"っとナイフが滑った瞬間。
【うあ"Σ(±∀±;)! やっちまった; 】
押さえてた左手にぱっくりと切り込みが入っておりました。
机上に常備したちり紙がわりのトイレットペーパーで押さえましたが、一瞬でべちょべちょに。
何か「布」を求めてお風呂場に駆けこも…
【ああっ(T△T)!! 床に垂れるじゃん; 】
しかし立ち止まった瞬間も垂れるので
【あわわあわわ((o(;△;)o)) 】
お風呂場には洗濯物と使用中のタオルが数枚ありますが、白いのか淡い色。
【いやこれじゃなくてシミになっても良いのがあったじゃん(゚ロ゚; 三 ;゚ロ゚)】
寝室の棚に向かいかけた瞬間、そこでも引き出しを開けながら周りを汚す様子が頭をよぎる。(T△T)
結局、お風呂場の洗って干してあった雑巾を手に押し付けました。
正しい止血の押さえ方も知りませんし、出てます出てます、まだ血が出てます。
雑巾の洗い方には自信がある ( ̄‥ ̄)=3小人ですが、雑巾は雑巾。
やっぱりばい菌入るんでは?!
しかしとりあえず次!何とかしないと。
次の課題は「死にそうな傷でなくても救急車を呼んでいいのだろうか」です。
オーストリアとウィーンの救急医療
ここで居住者の方と滞在中のために、オーストリアの救急医療サービスをまとめます。間違えのないようにオーストリア赤十字の記事を参考にしました。
オーストリアには緊急時用に大きくふたつの医療サービスがあります。
RETTUNGとÄRZTENOTDIENSTです。
☎️144 🚑救急車 RETTUNG
おなじみ救急車です。応急処置を施して人命を確保し、迅速に病院に搬送するためのものが救急車。
駆けつけるのは基本的に救急隊員で、医師は同行しません。
原則的に命に関わる症状・病院でないと本格的な処置が出来ない症状を扱います。
🚑144・RETTUNG・救急車のケース例
命の危険のある病気
意識不明状態・失神
怪我・交通事故
呼吸困難・呼吸問題
呼吸停止・脈停止
など
☎️141 🚑緊急医師サービス ÄRZTENOTDIENST
こちらは緊急医師サービスです。開業医や病院の通院時間外の急な病気、命に関わる事では無いけれど自分で動けない場合など、緊急病院搬送は必要無いけれど医師が必要な時にかける番号です。
通常、病気の場合は開業医(Praktischer Arzt)を訪ね、必要なら紹介状(Überweisungsschein)を貰って専門医や病院で検査や治療を受けます。
しかし開業医は一般的に開業時間が短く、平日の午前か午後の数時間のみ。
夜中や週末に悪寒・発熱・吐き気などで薬の処方や往診が必要な場合、医師を派遣してくれます。
日中でも急な症状で動けず、自力で医師のもとへ行けない時(例えばぎっくり腰など)にも利用できます。
もちろん診察にきた医師が病院が必要と判断すれば、搬送する事もあります。
💉141・Notarzt・緊急医師のケース例
薬の処方
インフルエンザ
発熱
下痢
嘔吐(吐血は除く)
など
耳が聞こえない人のための緊急番号 0800 133 133
一言にまとめると、
一刻も早く病院へ!!→救急車
直ぐに医者!でも動けない・閉まってる!!→緊急医師サービス
というところでしょうか。
もちろん医療に関しては自己判断が命取りになることもありますから、緊急な時は間違えを恐れずに思いついた方に電話をしてみてください。
どちらもオーストリアの一般健康保険(WGKKなど)では基本的に全額保険負担ですが、飲酒がらみの場合は自己負担になるようです。
旅行保険や個人の保険の場合は、保険によっての違いもあると思いますし、通訳を手配してくれる旅行保険もありますので、医療機関の関わり方はあらかじめ調べておいたほうが良いと思います。
蛇足ですが、常用薬がある人や決まった薬にアレルギーがある人はメモをしておくこと。アレルギーの場合は成分名を。
一人の時の緊急時に備えて、パスポートや身分証明証と一緒に身辺に備えておきましょう。
至急薬が必要な時は当番薬局
オーストリアでは診察所や病院で薬が出ません。
医師が出した処方箋を持って薬局で買うシステムで、処方箋無しで買えるのはアスピリンなどのごく一般的な薬だけです。
薬局の営業時間は一般のお店とほぼ同じで、月曜〜金曜は8時〜18時、土曜8時〜12時が一般的。お店によっては1時間ほど遅くまで開いているところもありますが、日曜と祭日はお休みです。
営業時間外に薬が必要な人のために、何件おきかで当番営業(Nachtdienst/ Bereitschaftdienst)をしています。
Apotheke Nachtdienst+住んでいる場所の郵便番号で検索すると、当直の薬局がヒットします。
行ってみるとなんだか暗くて、本当に開いてるの?!と思うことがありますが、入り口の脇にNachtdienstと書いたライトがついています。
そこで呼び鈴を押すと、小窓から処方箋を受け取りって、薬を持ってきてくれます。通常の店内には入れないのが普通です。
基本的には薬局にある品なら何でも買えるので、絆創膏や包帯、処方箋不要の薬も買えます。直ぐに医師に診てもらわずとも開業まで待てるかな、という時、行ってみて相談することも可能ですよ。
当番営業の時は、時間帯によって手数料€ 1,30〜€ 3,80がかかります。
ちなみに検索しないでも、薬局に行けば最寄りの当直薬局の住所が提示されています。
スマホでマップが使える現代ならスマホを見ながら行けますね。使えない場合は地図を持っていきましょう。
またも蛇足ですが、薬局で薬を渡される時、1日何回、何錠という服用の仕方を教えてくれます。箱に書いてくれますが、日本と書き方が逆のことがあります。具合が悪い時に外国語の説明書を読むのは大変です。教えてくれる時に出来る限り注意して聞いておいてください。
以前、常用していた薬を紛失してウィーンで買い、書いてもらった表記を読み間違えて意識不明になった方がいました。何があったのかご本人に訊くことも出来ず、担ぎ込まれた病院で医師達が途方に暮れていました。
幸い元気になられましたが、くれぐれもそういう事にならないようご注意を。
とりあえず救急車144番
さて、話を戻します。
上の章の知識はありましたが、いざとなるとどっちなんでしょう?
傷口がぱっくり割れてますし、大きさと深さからしても縫わずに済みそうにないので、病院は確実に必要そう。
しかしどれだけの出血だと救急車?
タクシーで自力で病院には…血が止まらないとだめでは?
血が止まるのってどれだけかかるの??
吐き気がするし🤢立ってるのもしんどい。
とりあえずどなたかに「動いてもよろしい!」と言って頂けるか、止血具合をチェックして頂かないことには、すみません、自力はちょっと無理。
救急車に電話することにしました。
(間違えていたら教えていただきましょう。(^^;))
番号覚えてなかったのでネット検索。
ですが、傷を押さえてる手を離さねばキーが打てない。しかししなければ誰も呼べない。( ´;゚;∀;゚;)
動転していてアイポンのロック解除に手間取る。( ´;゚;∀;゚;)
電話が繋がると、まず住所と電話番号を聞かれました。
数十秒の事でしょうが、気が遠くなりそう。(@@;)
(この順番はいたずら防止かも?)
頑張って気を落ち着けて回答し、やっと何があったか聞かれました。🍄小人「手を切りましたぁ」
🚑144番「事故ですか?」
🍄「事故です。滑りましたぁぁ。」
🚑「こんな時間にですか?」
(夜中でした)
🍄「はい、夜型なので〜」🚑「手のどこですか」
🍄「甲側です。手首ではありません。」
🚑「多量に出血してますか」
🍄「自分比では多量です。どくどく湧いてきます。死にはしないと思うので、救急車で正しいか定かでは無いですが、大きな怪我をした事が無いので判断できません。6-7㎝切れてます。」
🚑「綺麗な布で強く押さえ続けてください。すぐに向かいます。」
(綺麗な布かい( ´;゚;∀;゚;)←雑巾のまま)
【はあ。これで大丈夫。そのうち誰かが来てくれる。】
大丈夫、大丈夫と自分に言い聞かせながら、椅子に寄りかかりました。何がか分かりませんが、何かが怖いです。
【開いてたけど寄せて押さえるんだろうか。開いてる部分を押さえるんだろうか。】
【うっぷ気持ちが悪い🤢】
【ああ、傷見ちゃったからかしら。】
10分か15分後、道路に車が止まった音が聞こえてきて、ふたりの大きな救急隊員さんが上がって来られました。
雑巾✨を取ると血は止まっていて、ガーゼを当てて巻き直してくださいました。
人の体ってすごいですね!それくらいで止まるんだ!!
🚑「これは縫わないとね。病院に行きましょう。」
はい。お願いいたします。(T△T)
まだ力が出なかったので、お願いしてお台所にある常用薬をメモして頂きました。薬名、覚えてなかったのです。
常用薬や薬品アレルギーのある人は、必ず伝えましょう。
夜中の病院
持っていくべきは保険証だけとの事で、パスポートも要らないんですね。
一瞬、着替えるべきか?と思ったけれど、そういう余裕はなかったので部屋着のままで出かけました。コートを持って。
道もガラ空きの深夜。
結構遠い病院ですが15分くらいで着き、広いけど裏口的雰囲気な救急車用ガレージ?で降りました。
(というか、救急車をつけるための裏口なのかも。)
救急用の通路を自分の足で歩いて通るって、なんだかいたずらに来たような気がします。
病院というと混んでる様子しか浮かびませんが、どこを見てもシーンとしていて夜中の学校みたい。
ベッドに寝かされた男性が一人と付き添いか手当済みかの女性が一人。
どうやら静かな夜のようです。
小人のせいで待たされる患者さんがいなくてすみそうです。良かったです。
💉医師「寝ないで何してたんですか」
など言われながら手を見せると、まず指の動きや力をチェック。
力入れるのが怖いけど、大丈夫、ちゃんと動きますよ。
💉「破傷風の注射はしてますか?」
🍄「え、さあ?してないと思いますけど」
💉「してないんですか?!」
🍄「いや赤ん坊の時したかも知れませんが」
💉「予防接種手帳(Impfpass)は持ってませんか」
🍄「もらった事ないです。子供の頃の日本の母子手帳ならうちにありますが。」
(予防接種記録、持ってた方がいいかもです。あるなら。)
💉「…。(切ったのは)筋肉だけみたいですね」念のためレントゲンを撮った後、奥の部屋に移動。
看護師さんが治療用の道具を色々並べます。
(消毒済みの道具がいちいち袋に入ってて、開けて頂くの勿体ないです。
でも、綺麗に並んだ道具って好きです。)
でも、綺麗に並んだ道具って好きです。)
その看護師さん、出て行ったかと思ったら戻ってきて、
🧻看護師「破傷風の注射、してますか?」
(マークがトイレットペーパーですが、包帯の代わりという事で)
🍄「した覚えありません」
🧻「予防接種手帳(Impfpass)ありますか」
🍄「子供の頃の母子手帳なら。赤ん坊の頃にしてるんではと思うんですけど」
🧻「破傷風は10年したら効果が無くなるんですよ。」
🍄「それならしてないと思います。てか、してたら予防接種手帳も貰えてるのでは。必要なんですか?」
🧻「そうですねえ。しないとですね。まあ、開業医でも出来るから、相談してしてくださいね。」
(マークがトイレットペーパーですが、包帯の代わりという事で)
🍄「した覚えありません」
🧻「予防接種手帳(Impfpass)ありますか」
🍄「子供の頃の母子手帳なら。赤ん坊の頃にしてるんではと思うんですけど」
🧻「破傷風は10年したら効果が無くなるんですよ。」
🍄「それならしてないと思います。てか、してたら予防接種手帳も貰えてるのでは。必要なんですか?」
🧻「そうですねえ。しないとですね。まあ、開業医でも出来るから、相談してしてくださいね。」
(してくださっちゃたら早いと思うんですが、万が一にも重ならないようにしてるんでしょうか?)
人生初の縫合です
そうしているうちにお医者さん出現。
仮眠中を起こしてしまったかと思いますが、眠そうなご様子はありません。
💉「あの患者、見た?」
🧻「どの人?」
💉「男の方。僕はあの人受け持ちたいな」
🧻「もう一人いたでしょう、どっちの人?」
💉「男一人と女一人いたよ。男の方。僕はあの人受け持ちたいな」
など、看護師さんとおしゃべりをしながらのどかな雰囲気で作業衣を装着。
消毒薬でしょうか、何か薬品を手にして
💉「まず傷口洗浄しますね。手を宙に浮かしていてください」
🍄「了解です。それ、滲みるんでしょうね?」
💉「これは結構滲みます。しばし我慢ね。」
(あわわY(>_<、)Y)
覚悟しましたが、殆ど滲みませんでした♫次に厳かな手つきでゆっくり青いシートを広げます。
端を摘んで、腕を伸ばして、何かの儀式みたいです。
(台に横になっていて、側で儀式って…一瞬供物の気分が(^^;))
映画やドラマの手術でよく見る、患部だけ開いてるあのシートです。
こんな縫合でもかけてくださるんですね!
(何だか嬉しいというか申し訳ないような。(〃▽〃))
広がりきれてないところを広げようとしたら、触らないように言われました。
💉「歯医者さんで麻酔した事ありますか?あれに似た麻酔を注射しますね。」
(歯医者さんの麻酔なら任せてください。何度もしてます。(^^;))
💉「まあ血液採取くらいの感じかな。でもその後何も感じなくなるから。」
(血液採取は歯医者さんより針太いんでは。(。í _ ì。))
歯医者さんだとぷすっと刺した後、引っ張られるような感覚ですが、こちらはやはり針が太いのか、刺す時ぶすっと「刺したぞ❗️」感があり、針が皮膚の下で動かされるような感触がイタキモワルイ。
「痛い」というより「嫌な感じ」でしょうか。
親指と手首の付け根はちょっと痛かったです。
💉「さぁーて、縫います❗️痛かったら言ってね、麻酔足しますから。」
麻酔が効いてほぼ感じませんo(^o^)o 。
折角の機会なのでじっくり観察したかったんですが、流石になかなか見にくいものですね。50センチ程度向こうの自分の手だと。
💉「見たい人と見たくない人いますねぇ。YouTubeにたくさんあるから後で見てね。」
(いやそれは知ってるけど、自分の体だから絶好の機会なんですよ。
ああ、見たかった。(T▽T))
💉「さ、奥の方は縫えました。もう一度洗浄して、それから表面を縫いますね。」
🍄「え⁉️2層式で縫うんですか‼️」
バッサリ斬ってしんぜよう! |
奥の赤いところに縫い目が並んでます。
(その上はぱっくり開いてたので、うえっ。 (++ ))
💉「ここの奥のところ、今縫ったでしょう。深いところがきちんとつくように縫って、表面ももう一度縫います。」🍄「そうだったんですね‼️いつも不思議だったんです❗️
ドラマや映画でお腹をざっくり切って「縫います!」って縫うけど、中(内臓など)は繋がるべきところにちゃんと繋がるのかなぁ、と!
なるほど‼️それぞれの層を縫うんですね‼️」
💉「そうですよ。中もちゃんとつかなくちゃね。奥の糸は溶ける糸で、表面は抜糸する糸ですよ。」
(いやあぁぁ〜。感動しました❗️)
加えて言えば、すごい集中して針を刺し、そしてゆっくり通し、慎重に抜き、丁寧に糸を引っ張るんですね!
ドラマだとサクサク刺して縫ってるように見えてたので、実際はごく丁寧なんだ!!と感動しました。
しかしここから先が。。゚(゚∩´﹏`∩゚)゚。
傷は親指と人差し指の中間から手首にかけて。
傷を境に4本指側は麻酔がよく効いていたんですが、親指側が…。
皮を引っ張ってぐさっ、と刺して、ぐうぅっと糸が通る感触を生々しく感じます。
「はうううっ(;≧皿≦)」
(これが痛いよ。(Tへヽ)(/へT))
麻酔が効いてなければ「それじゃ済まない」そうなので、効いてるらしいです。麻酔足すか聞かれましたが、
【こんじょおぉぉ o(TヘT; o)】
で乗り切りました。
「はうううっ(;≧皿≦)」
と思う度に、実際の痛みはどれほどなのか「痛み」に注目すると、やはりこれも耐えられない程ではありません。
頭の中に広がる何か(感触?想像?)が怖くて痛い。
奥歯の炎症の方がずっと痛かった😰。耐えられないと思った。
お腹が痛くてトイレにもたれてる時の方がしんどかった😰。死ぬかと思った。
刃物と予防接種には注意しませう。
こうして我が左手は、縫った感マンマンな縫い目つきになりました。
最後にお医者さんにも破傷風の予防接種をしてるか聞かれました。
3度も聞かれるって、余程大事なんですね。
そして看護師さんが丁寧にガーゼや包帯を巻いてくださって終了✨
最初に見てくださったお医者さんが途中覗き込み、「偉い偉い、勇敢✨!」と褒めてくださいました。
なぜどこがそうなのか分かりませんが、とりあえず嬉しい。(〃V〃)
運よく大事にならず、救急車も早く到着。
病院も空いていて、小人が来たことで他の辛い症状を抱えた人を待たせずに済んだし、お医者さんも「これから何々をします」と一つ一つ言ってくださったので安心できました。
何より貴重な体験がありがたい機会でした。
どんな経験も、この先どう役にたつか分からないです。
ナイフを使うときの注意の大切さ。
出血と止血の様子。
人体と医学の面白さ。
などなど。
そしてこれは後日談ですが、開業医さんで傷口の中途検査をして頂きました。
包帯を取った途端、
💊開業医「まあぁ、これは豪勢に切ったねえ‼️」
🍄「え、大きい方ですか?これ、救急車呼んで大丈夫だったと思います?」
💊「うん、これは救急車だね‼️」
🍄「それを聞いて安心した!もっと重傷でないといけないかもと思って。」
救急車で正解だったそうです。✨\(^O^)/✨
しかし。
破傷風接種に関しては大変お叱りを受けました。Y(>_<、)Y
💊「分からない?!分からないってどういう事?!注射手帳は?!」
🍄「持ってないからしてないんですよ。してたら貰ってたでしょう?母子手帳に幼児の時の注射はあるけど、それだって確実に●0年経ってるから。」
💊「大人になってからはしてないの?!破傷風も、肝炎も、ダニ(日本脳炎の危険があるので欧州では一般的)も無し?!」
🍄「大人になってからは何もしてないですよ。」
💊「大事な注射何もしてないの?!破傷風は?怪我したらするでしょ?!」
🍄「だから、怪我らしい怪我した事無くて。」
💊「はあーっ!!ε= o(´A`;)o」
🍄「そんなに皆してるんですか?」
💊「してますよ!皆!ちゃんと!」
🍄「そんなの聞いた事ないですよ、言われた事も無いし…」
💊「言われた事ってなんですか?!常識ある社会人なら誰でも自分で意識して管理してるものですよ!!」
🍄「本当に?みんな本当にしてるんですか?」
(聞いた事ないですよ!「予防接種行かなくちゃ〜」と言ってる人!)
💊「してます!💢」🍄「…(疑いの目)」
💊「しなさい!すぐに!処方箋出すから薬局行って買ってまたきなさい。私が打ちます。(≧へ≦)」
🍄「でももう3日経ってて、元気だからもう要らないんじゃないですか?」
💊「特に破傷風はね、現代ではまあ死にはしないけれど、発症したら人工的に昏睡状態にして、人工呼吸器に繋がれたまま2週間3週間と治療を続けるようなものなんですよ‼️」
🍄「えっΣ(゚д゚;)」
💊「だから!大事なの!検索してみなさい、いっぱい出てくるから。」
🍄「いやもう見たくないものたくさん見たばかりだし。(^▽^;)
でも傷なら毎日山ほど。足なんて傷だらけですよ、ほら。(猫傷だらけの足を見せる)」
💊「まあこれからあなたが発症する可能性は低いと思うけど。あなたのは家での切り傷でしょう。破傷風菌は土や地面、錆びた釘に多いんです。でもしておきなさい!今からでも、この機会に他のも混合ワクチンで!」
🍄「あ、でもギムナジウム(中学・高校)でなんかの注射した気が。でも手帳なんか貰ってないけど…」
💊「貰わないはずないです!捨てちゃったんじゃないの?」
🍄「手帳を?そういうものを捨てるタイプでは…🤔覚えないなあ。」
💊「紙切れだから」
🍄「え、紙切れ?手帳じゃなくて?紙切れなら捨てる事あるかも。猫の健康手帳みたいな手帳かと思ってました」
💊「小さい紙切れよ。」
🍄「何か母子手帳にあったかも…」
💊「とにかく有効期間10年だから。やり直し❗️(≧へ≦)」
…とのことでした。(-_-;)
皆様、大人になっても各種予防接種は大事だそうです。
(小人以外は誰でも知ってるそうですが!)
さて。
こういう事で、小人の左手はしばらく動かすの厳禁、濡らすの厳禁です。
ドラマならこういう時、イケメンが髪を洗ってくれたり、家事をしてくれたりするけれど……我が家で待つのはおんぶ猫。
床に垂らした血を、片手で掃除するのか…と思いながら帰宅したのでした。
具合が良くなるまで放っておいちゃダメでしょうかね?(^^;)
では、また!
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