こんにちは、小人です。
ついにオーストリアでもマスク着用義務が始まりました。
覆面禁止法があり、マスクで道を歩けなかったオーストリアですが、新型コロナ対策の追加措置としていきなり導入です。
マスク習慣が全く無く、店頭でも売ってなかったので、オーストリア人には初体験。
スーパー・ドラッグストアも大急ぎで入荷準備中です。
しかしオーストリアのマスク上陸は、想像してなかった不思議な現象が!
禁止から着用義務に急変! マスク初体験のオーストリアの想像と違うマスク導入?!
外出禁止を始め、社会活動を最小まで制限したオーストリアのコロナ対策。
開始から約3週間経った3月30日、政府から中途報告がありました。
開始から約3週間経った3月30日、政府から中途報告がありました。
「大幅な制限が功を奏したので措置緩和も間近」なんて発表があるかと期待がつのる中、クルツ首相の口から出たのは
「更なる措置が必要です」。
感染者数の増加率は期待通りの減退が見られたけれど、増加が続いてる事には違いがなく、まだまだこれで終わりではない。更に注意して確実に手を打っていかなければならない。
との事でした。
そのひとつとして始まったのがマスク義務です。
日本の皆さんは「え?マスク?今更??」ですよね。
オーストリアにはマスク習慣がありません。
マスクといえば手術時の医師とか、細菌を扱うラボとか、身近なところでは…食品生産工場?というイメージ。
ウィーンなどの大型都市なら、街ですれ違う「日本だかどこか」からの観光客がしているのを見たことがある程度の認識です。
それも、はっきり言ってイメージがめちゃくちゃ悪い…。(^▽^;)


クルツ首相仰るに
「私もシェーンブルン宮殿の庭園*にジョギングに出て、マスクをした旅行者を見かけ、不思議な気持ちになっていましたが…」。
(*写真がシェーンブルン宮殿庭園です。ウィーン一の観光スポットの一つですが、広大な庭園が公園がわりに公開されるので、ウィーン人にはジョギングに人気。)
想像してみてください。初めて見る人にはマスクって、なんか…
やばいですよ。(^^;)
「正しい認識が無いと却って逆効果になり得る」
と、まず詳しい説明がありました。
医療用のマスクと一般用のマスクには大きな差があり、感染を防げるのは医療用マスクのみ。一般用マスクには感染防止効果は無く、強いて言えば顔(鼻・口)に触りにくくなるという程度。
日本では既に周知の事と思いますが、皆さんに届いてますか?
間違えないで下さい。
マスクをしていても、今までと同様の注意が必要です。
人とは一メートルの距離を必ず守る事。集わない事。顔(目・鼻・口)に触らない事。
これを強調していました。
マスクあるからいいや、と折角減りだした拡大がまた元に戻ったらいけないですからね。
商品入荷が出来たスーパー・ドラッグストアから販売が始まり、水曜からスーパーの入り口で無償で配られ始めました。着用しなければ入店拒否です。
まずスーパーでマスクに慣れてもらい、今後は電車などでも義務になり、段階的に外出時着用の義務になるようです。
マスク義務導入が発表されたのは今週月曜日なんですが、直後からSNSでマスクネタが急増しました。
これが、想像していたのとかなり違ったのです。
マスクって言ったらこれ↓的なものを想像しませんか。

飛び交ってきたのはこうだった。↓
ファッションアイテム✨ぢゃ!!Σ(- -ノ)ノ
おしゃれ!
楽しい!
転んでもただでは起きぬ!(←?)
店頭に並ぶのを待たずに、クリエイティブなマスクがわわっと出てきたんです!!
それもなにこれめちゃ楽しい!(≧∇≦)
記者に「いつから実行ですか」と訊かれた首相が
「世界的に品薄なのでアジアからの入荷にしばらくかかるので…」
とおっしゃったのを聞いたからでしょうか。
それとも、保健大臣が
「マスクでなくてもスカーフやハンカチでも良いのですが…」
とちらっとおっしゃったのを聞き逃さなかったからでしょうか。
白い使い捨てマスクは怪しくて変だけど、それなら好きな生地で作っちゃえ!
でしょうか。
マスクを隠し持ってた(?)人達の自慢のマスク(?)写真も。
オーストリアの人々って、なんというか、イタリアやアメリカみたいな陽気さはあまり無いんですよ。
好み的にもどちらかというとシックというかスタンダードというかで、色や柄が好きな人は少数民族。
先入観が無いからか、すごく柔軟。
シャットダウンで退屈気味だし、時間もあるから?
「普通のマスク」が出回る前にこういうの出てくるとは想像してませんでした!
チロル地方の人はチロリアンな生地を使ってたり、色々楽しいです。
使い捨てを嫌う国民性ですし、マスクといえばこういうのが主流になりそうな予感がします。((´^ω^))ゥ,、ゥ,、
小人が驚いたのはデザインだけではありません。
そのマスクで「なにをするか」に感動しました。
沢山の人が迅速にマスクを自作して、必要な場所に配っていたんです。
それも、措置発表の翌日あたりから!
上の写真のフアニタさんは、グラーツ市で生地やソーインググッズのお店とソーイング講座をしてらっしゃるJuanita's Nähboxさん。
シュタッテッグStatteggという町の中央駅にスタンドを設置して、欲しい人誰でも自由に持ち帰れるように提供していたそう。
500枚以上寄付した今は注文という形で受け付けているそうです。
こちらウィーンでオーガニック素材の洋服屋さんをされているデザイナーShakkeiさん。
ボランティア団体と協力してマスク生産中だとか。
他にもこんな活動をしている人が沢山いて、パッと自然に社会に協力する姿がとてもいいなあ、と思いましたが、急遽制作してオンラインショップに出し始めたデザイナーさん・クラフターさんも沢山。
国が救済案を準備しているとはいえ、自営業や小規模企業は今大ピンチ。
頼るばかりではなく自分でも柔軟に行動するのはすごいです。
最後にご紹介するのはドイツのお菓子屋さん。
イースターが目前に迫ってますが、イースターラビットのチョコレートも急遽マスク仕様。((´^ω^))ゥ,、ゥ,、
「更なる措置が必要です」。
感染者数の増加率は期待通りの減退が見られたけれど、増加が続いてる事には違いがなく、まだまだこれで終わりではない。更に注意して確実に手を打っていかなければならない。
との事でした。
そのひとつとして始まったのがマスク義務です。
マスクは未知の世界
オーストリアにはマスク習慣がありません。
マスクといえば手術時の医師とか、細菌を扱うラボとか、身近なところでは…食品生産工場?というイメージ。
ウィーンなどの大型都市なら、街ですれ違う「日本だかどこか」からの観光客がしているのを見たことがある程度の認識です。
それも、はっきり言ってイメージがめちゃくちゃ悪い…。(^▽^;)


シェーンブルン宮殿庭園
クルツ首相仰るに
「私もシェーンブルン宮殿の庭園*にジョギングに出て、マスクをした旅行者を見かけ、不思議な気持ちになっていましたが…」。
(*写真がシェーンブルン宮殿庭園です。ウィーン一の観光スポットの一つですが、広大な庭園が公園がわりに公開されるので、ウィーン人にはジョギングに人気。)
想像してみてください。初めて見る人にはマスクって、なんか…
やばいですよ。(^^;)
実を言うと、小人もすっかり見慣れなくなって久しいので、帰国して皆がマスクをしてる様子を見ると…
…言いにくいことですが…………
…怖いです。( ´;゚;∀;゚;)ンフッ
覆面禁止法があ流ので顔を隠して公道を歩くのは禁止だし、感染予防効果は無いということで、今までマスクは不要と言われていました。
世界的に品薄なので、特に必要なところに足りなくならないようにもしてたようです。
韓国などで拡散予防に効果的だったのを汲んで導入だとか。
世界的に品薄なので、特に必要なところに足りなくならないようにもしてたようです。
韓国などで拡散予防に効果的だったのを汲んで導入だとか。
「正しい知識と認識」
「正しい認識が無いと却って逆効果になり得る」
と、まず詳しい説明がありました。
医療用のマスクと一般用のマスクには大きな差があり、感染を防げるのは医療用マスクのみ。一般用マスクには感染防止効果は無く、強いて言えば顔(鼻・口)に触りにくくなるという程度。
日本では既に周知の事と思いますが、皆さんに届いてますか?
間違えないで下さい。
マスクをしていても、今までと同様の注意が必要です。
人とは一メートルの距離を必ず守る事。集わない事。顔(目・鼻・口)に触らない事。
これを強調していました。
マスクあるからいいや、と折角減りだした拡大がまた元に戻ったらいけないですからね。
商品入荷が出来たスーパー・ドラッグストアから販売が始まり、水曜からスーパーの入り口で無償で配られ始めました。着用しなければ入店拒否です。
まずスーパーでマスクに慣れてもらい、今後は電車などでも義務になり、段階的に外出時着用の義務になるようです。
オーストリアマスク初体験は…想像と違っていた。
マスク義務導入が発表されたのは今週月曜日なんですが、直後からSNSでマスクネタが急増しました。
これが、想像していたのとかなり違ったのです。
マスクって言ったらこれ↓的なものを想像しませんか。

飛び交ってきたのはこうだった。↓
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©️Juanita's Nähbox |
ファッションアイテム✨ぢゃ!!Σ(- -ノ)ノ
おしゃれ!
楽しい!
転んでもただでは起きぬ!(←?)
店頭に並ぶのを待たずに、クリエイティブなマスクがわわっと出てきたんです!!
それもなにこれめちゃ楽しい!(≧∇≦)
記者に「いつから実行ですか」と訊かれた首相が
「世界的に品薄なのでアジアからの入荷にしばらくかかるので…」
とおっしゃったのを聞いたからでしょうか。
それとも、保健大臣が
「マスクでなくてもスカーフやハンカチでも良いのですが…」
とちらっとおっしゃったのを聞き逃さなかったからでしょうか。
白い使い捨てマスクは怪しくて変だけど、それなら好きな生地で作っちゃえ!
でしょうか。
マスクを隠し持ってた(?)人達の自慢のマスク(?)写真も。
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©️ Paul Sturm 「2006年にハノイで買ったエキゾチックなマスク」 |
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©︎Paul Sturm |
これはちょっと違うかも。(^▽^;)
オーストリアの人々って、なんというか、イタリアやアメリカみたいな陽気さはあまり無いんですよ。
好み的にもどちらかというとシックというかスタンダードというかで、色や柄が好きな人は少数民族。
先入観が無いからか、すごく柔軟。
シャットダウンで退屈気味だし、時間もあるから?
「普通のマスク」が出回る前にこういうの出てくるとは想像してませんでした!
チロル地方の人はチロリアンな生地を使ってたり、色々楽しいです。
使い捨てを嫌う国民性ですし、マスクといえばこういうのが主流になりそうな予感がします。((´^ω^))ゥ,、ゥ,、
しかもノリが良い(≧m≦)!
でも真剣!社会への配慮が根付いてる!
小人が驚いたのはデザインだけではありません。
そのマスクで「なにをするか」に感動しました。
沢山の人が迅速にマスクを自作して、必要な場所に配っていたんです。
それも、措置発表の翌日あたりから!
上の写真のフアニタさんは、グラーツ市で生地やソーインググッズのお店とソーイング講座をしてらっしゃるJuanita's Nähboxさん。
シュタッテッグStatteggという町の中央駅にスタンドを設置して、欲しい人誰でも自由に持ち帰れるように提供していたそう。
500枚以上寄付した今は注文という形で受け付けているそうです。
![]() |
©️ Juanita's Nähbox |
こちらウィーンでオーガニック素材の洋服屋さんをされているデザイナーShakkeiさん。
ボランティア団体と協力してマスク生産中だとか。
![]() |
©️ G.Baradee 「ボランティア団体に協力してマスク生産中。」 |
国が救済案を準備しているとはいえ、自営業や小規模企業は今大ピンチ。
頼るばかりではなく自分でも柔軟に行動するのはすごいです。
最後にご紹介するのはドイツのお菓子屋さん。
イースターが目前に迫ってますが、イースターラビットのチョコレートも急遽マスク仕様。((´^ω^))ゥ,、ゥ,、
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©︎ Bächerei Ruß |
イースターはクリスマスに次ぐ掻き入れ時なので、お菓子屋さん、花屋さん、プレゼントアイテムのお店、店舗休業令に皆さん窮地だと思います。
是非頑張って頂きたいです。
では、今日はここまで。
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